「やっと終わった。」帝王切開手術後は、安堵感でいっぱいでした。
手術室の外へ運び出された時
「ほら赤ちゃんよ」
そこには生まれたばかりの私の赤ちゃんが保育器に入っていました。
保育器の窓からそっと手を入れ始めてわが子の手に触れました。
わずか3秒ほどでしたけど。
その時はまだ自分の体がつらく指の震えもおさまらないし、
なぜ?保育器?なぜ?手術時間が長かったのか?
なんて考えもしませんでした。
とにかく無事に生まれてくれた事の安心と、
この体のなんともいえないしんどさとでそれどころではありませんでした。
とにかく、麻酔で自由のきかない足を曲げたくて、
体を丸めたいというそんな感覚で眠りにつきました。
目が覚めたころには赤ちゃんは元気でとてもかわいいよと主人が教えてくれました。
保育器に入っているのは2500gに若干足りない・・・
2480gでの出産だったので念のためとの事でした。
手術が長引いたのは、
10代の時にした開腹手術により腸が癒着をしていて、
それをはがしてきれいにしてくれてたとの事。
胎盤剥離を起こしかけていて遅れると子供に危険があったということ。
「あの時もう切ってくださいといったお母さんの判断が正しかった」
と先生がいってくれました。
とにかく無事に帝王切開出産は終わることができました。
予定とはちがいましたけどね。
その日の午後看護士さんが赤ちゃんをベットへ連れてきてくれました。
やっと抱っこできました
自然に涙が出てきて、とても幸せでした。